穴水町復興対策会議能登半島地震復興支援ブログ

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RSY浦野さんからの報告 第7報

皆様

お疲れ様です。浦野です。
岡崎のボランティアセンターでは本日、ローラー作戦でチラシ配りを行った結
果、特に被害がひどかった川沿いの地域以外は、昨日・今日で復旧が大幅に進ん
でいることが分かりました。

そこで、明日より復旧の遅れている地域の中にサテライトを設置し、丁寧に声を
かけながら、集中的にニーズに対応していくための体制を整えました。

今日の様子では、ニーズとボランティアの調整は、地元で対応できる範囲である
ということです。
ボランティアのお申し出を頂いた県外の皆様、まことにありがとうございました。

本日の訪問先では、ペースメーカーをいれ、足の不自由な70代・男性が、水害から3日間ぬれた畳に、ビニールシートを敷いて寝ていた。

2時間おきに休みながら、一晩中家の片づけをしていた。
家の中は全く住める状態じゃないので、今日から弟の家で寝させてもらう。
しかし、これからどうすればよいか。

今も夜はあまり眠れない、、などという状況がありました。
被害のひどかった地域は、電話も壊れてしまったので、連絡のしようがなかったという声も多くありました。

テレビやマスコミだけの周知ではこのようなケースには対応できません。
積極的に現場に行き、被災された方の声に直接耳を傾けることでこそ、被災され
た方の本来の姿が見えてくるのだと改めて学ばせて頂きました。

参考までに、昨日現場での活動の際にお聞きした被災者の方の声を以下の通りお
知らせします。

[8月31日被災された方の声]
○チラシ配布にて(特に被害がひどかった地域を中心に配布した)
・災害ボランティアセンターがあることすら知らなかった。業者を通じてでなければやってもらえなかった。
ただでやってもらえるなんてびっくりした。テレビは水に浸かってしまったので見ていない。(50代・女性)

・いつもヘルパーさんが来てくれていたのに、水に浸かった後は一度も顔を見せてくれない。
私は見捨てられたのか・・・とさびしく、私なんかもう死んだ方がよかったんじゃないかと考えてしまう。(80代・女性)

※息子さんの話より)ヘルパーさんには家族から連絡済み。
サービスの利用日ではないので、ヘルパーはこれない。

息子夫婦は掃除に追われて、おばあさんのそばにいてあげられず、話を十分に聞けない状況。
女性のベッドの下はまだ片付いておらず、泥がたまったままだった。
→センターにニーズを上げ、対応した。

・畳が浸かった。
持ち上げて床下を消毒したいのだが、一人でできないので困っていた。
親戚に頼もうと思っていたが、明日から仕事のある人たちばかりだったので、頼めずに悩んでいた。

視から消毒薬をもらってはいるが、まだ消毒を撒ける作業の段階まできていない。
とにかく家の中のぬれたものを出すのが精一杯。
(40代・男性)
→センターにニーズを上げ、対応した。

・家の片付けは家族でできるので、一時的に日用品や食器類をいれるためのダン
ボール、水を吸わせるための新聞紙が欲しい。
できればごみを入れるための土嚢袋かゴミ袋も欲しい。(40代・夫婦)
→センターにニーズを上げ、対応した。

・前の水害でも水に浸かってしまった。
車が3台も駄目になってしまった。
雷がひどく、遠くの高台の駐車場までは運べなかった。

仕方がない。車両保険も安いものしか入っていないので、保険も期待できない。
前回の浸水時は、油化したの泥を主人が掃除したが、今は年齢が高くなってきたので大変。
あきらめようかと話していたところだった。
ボランティアさんが来てとても助かる。(50代・女性)
→センターにニーズを上げ、対応した。

・新築で家を建て20年になるが、その間6回も水に浸かった。
水害にはいい加減慣れたが、反面、「またか!」という怒りで夜も寝られない。

風呂も壊れ、近くの銭湯に行っている。
外出時も家を乾かすために戸を開けっ放しになるので防犯対策が心配。

洗濯機も壊れ、近所の方の好意で使わせてもらったが、毎日というわけにはいかないだろう。
電化製品を早くそろえなければ生活できない。

とにかく床下の水をかきだすのに、バケツがひとつしかなかったので、一人で12時間も出し続けた。
体や足が動かなくなってしまった。

これから床下を乾燥させて、家具を元の位置にもどして・・・完全に以前の生活に戻るまでには、半年はかかるだろう。
以前の水害でもそうだった。
本当にやりきれない。

この辺は以前は田畑だったが、宅地開拓により遊水スペースがなくなってしまったから、余計に水に
浸かるようになったんだと思う。
みんなが大変だから、自分だけ「つらい・大変だ」とは言いにくい。
反面、自分の家だけではないと思えば、がんばれる気もする。(60代・女性)


○その他(全体的に多かったもの)
・作業に費用がかかるのか?
・家財道具を全部出してもらいたいが、そんな仕事をボランティアに依頼できるのか?
・消毒薬を撒きたい。誰が配っているのか?どこに問い合わせればいいのか?
消毒散布の注意点を知りたい。
・「家よりも、他の人の方が大変だからそっちに行ってあげて」とよく言われた。
・道路や駐車場、側溝にヘドロやごみがたまっている。自分の家のことで精一杯なので、地域まで手がまわらない。
できれは掃除をしてもらえると助かる。

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