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取手の避難所の報告と、お願い 重要

取手の避難所の報告と、お願い 重要

皆様

栗田です。お疲れ様です。

東日本大震災支援全国ネットワークのMLで流されたものですが、

とても大切な情報なので転送させていただきます。
ご活用願います。


全労連の井上です。


昨日16日は取手の避難所に行って、生活・法律相談活動に参加してきました。南相馬の方が多くいらっしゃるところです。

いくつかのML等に報告をお送りしますが、みなさまにお願いがあります。
(お願いは後半に掲載)


取手と南相馬が協定を結んでいる関係で、南相馬の方が多いのですが、今日時点で104名(34世帯?)の方がいらっしゃいました。 
(他に親族10数名ですぐ近くにアパート2部屋を借り、情報を仕入れに来ている方もいました。)


今日は茨城労連の仲間や弁護士にも参加してもらって、生活や法律の相談を中心に実施しましたが、13世帯の相談を受けました。
特に多かった相談は次の2点です。

① 東京電力の補償がどうなるのかということや、その避難所は5月いっぱいと言われているが、その後どうなるのかということでした。 ⇒ これは政府や東京電力の論議状況、手続きの仕方を伝えました。

(多くの方ができればいつかは戻って生活再建したいが、見通しが立たず大きな不安を抱えています)。


20キロ以内については立ち入りできないということで落胆が強かったですが、20~30キロ圏では、今度は準備地域になり、戻った知り合いもいるし、戻るべきかどうか悩んでいる例がいくつもありました。


中には、20キロ圏だが、弟の会社は30キロ圏で会社が再開し、寮も準備されたので戻ったが、私の会社は20キロ圏で社長も避難して解雇になったなど、原発からの距離や家が津波でどうなったかで、家族がバラバラに生活せざるを得ない話がいくつもあり、当面の補償が1世帯100万円といっても分かれざるを得ない場合(3か所に分かれる例も有)に、世帯は分離してもらえないのかという相談もありました。


また、20~30キロ圏では、アパートの家賃をどうしたらいいか、大家さんや不動産屋にも連絡が取れない、家賃はどうすればいいか(払わず解約されれば、中の家財はどうなるのか)という相談も2件ありました。


②もう一つ多かったのは、津波や20キロ圏で職場がなくなったとか解雇になったことでの、ハローワークの手続きや当面の生活費の工面などの相談です。 ⇒ これは賃金立替払い制度や、雇用保険(失業給付)の震災特例や他制度などの説明を細かくしましたが、特例だけでは解決できない事例もあり、政府の担当者などには電話しました。

(いろんな制度が周知されていないと今日も感じましたが、特に被災地から他県に避難された方々の情報不足は深刻です)


③次に多かったのが、避難所は5月末までと言われているが、その後どうしたらいいかという相談です。 ⇒ これは政府等の論議状況を説明しましたが、津波ですべてを失ったとか、立ち入り禁止で取りに戻れず、何もない、家財をすべてそろえるのは大変という話もありました。


この点では、仮設住宅(公営住宅等の借り上げ含む)に移るときには、最低限の調理用具(鍋、釜やガス器具)などが支給され、日赤から家電4点セットが支給されることが全く知られていませんでした。

(厚生労働省の担当者に電話すると、「まだそんなに周知されていないのか」と嘆いていましたが……)


★そこで、みなさんにお願いがあります。
政府の制度では不十分な点もありますが、いろんな制度があります。
しかし、それが本当に周知されていません。
被災されたみなさんは全国にいます。
そうした制度をいろんな機会に、伝えるご協力をお願いします。


以下にいくつか書きますので、よろしくお願いします。


★その前に、取手市の名誉のために、あえて書きますが、取手市の避難所は、都内のいくつかの避難所と比べるといい対応がされていると感じました。


都内では、ボランティアの受け入れにもいろんな制限がかかり、いろんな便宜の提供も不十分である例をみましたが、取手市の担当者は親身にわりかし親身に対応されているようでした。


私たち以外にもいろんなボランティアが入り、昨日だけでも、音楽会とか、おばさんグループ(自らそう言われていました)の子どもたちとのお遊戯会、マッサージ提供など、いろんな人が入っていました。


近所の理髪店で無料カットの提供もあり、その無料券も。
また、私たちのグループの参加者に看護師がおり、その友達が聞きつけて飛び入りで古着等を含む衣類などを持ってきましたが、さすがに取手市は受けとらなかったものの、玄関先でブルーシートをひろげて配布する(残ったものは持ち帰る)ことは認めてくれ、全館放送もかけてくれたので、大盛況でした。


(特に半袖等をみなさんお持ちでなく、Tシャツや春物などが好評でした。爪切りもたくさんありましたが、それもみなさん受けとっていました。


★★★ お 願 い ★★★


(1)義捐金や支援金などを受けとるための居所を登録する制度をお知らせいただくこと

義援金や支援金、補償金等がこれから配布されますが、全国に散った方が元の自治体や東電に自分の居所を登録しないと、それらの金が支給されません。

以下に、2つの案内のアドレスを書きます。


①総務省の「避難者情報システム」

http://www.soumu.go.jp/menu_kyotsuu/important/kinkyu02_000082.html

②東京電力の仮払い補償金のお知らせ

http://www.tepco.co.jp/cc/press/11041502-j.html

(2)震災関係のいろんな制度を知らせるニュースを配布するとか、その話を伝えていただくこと

医療や介護の保険料や窓口負担の免除制度など、いろんな制度があります。


厚生労働省は「生活支援ニュース」を出し、配布の協力を酔いかけていますが、被災地の大きめの避難所以外にはなかなか届いていないようです。


取手の避難所でも見かけませんでした。
被災地でも自宅にいる方などではもらっていない方も多いようです。


①生活支援ニュース1号 4月5日(火)号

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000017y57-img/2r98520000017y7w.pdf

②生活支援ニュース2号 4月12日(火)号

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000014uzs-img/2r98520000018rrs.pdf

③ただし、上記はファイルサイズが大きいので、携帯版のニュースは以下のアドレス

http://mobile.mhlw.go.jp/jishin/seikatsu/index.html

(3)失業した方などへの特例制度があること、ハローワークに相談するように伝えていただくこと

会社がつぶれたなどで賃金が払われない場合の「立替払い制度」や、失業・失職した方への雇用保険(失業給付)の特例制度(今回の拡充では、実際に失業していなくても出る場合あり)、経済上の理由で休業する場合などに経営者の方が雇用を維持するための「雇用調整助成金」制度などがありますが、以下のアドレスに、雇用・労働関係の各種制度の概略を示したリーフレットの一覧が掲載されています。


ちょっと見ておいて、「こんな制度もあるらしいよ」と、伝えてもらうだけで全然違うと思います。

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000018w3v.html

なお、ここにあるのは震災(原発)特例なので、それに該当しない場合でも、普段の制度が今回も適用されることはいうまでもありません。


取手の相談では、「原発に近い会社だったので首になり、失業してハローワークに行ったら、記録がないので経営者に確認するように言われ、失業給付がもらえない」という相談がありましたが、雇用保険は強制加入なので過去にさかのぼって加入していた扱いになり、失業給付がもらえたりもします。


(小さな子どもたちを連れた若夫婦でしたが、女性がしっかりした方で直近の給与明細を持ってきたという話だったので、すぐに失業給付をもらえるはずです。


こうしたことは知らないと手続きのしようもないですし、特に派遣労働者などの場合には、鼻から対象外と思っている人が多くいますので、声をかけてあげてください。
よろしくお願いします。


(4) 被災地以外でも応急仮設住宅などを設置でき、その金は国から出ることを広めていただくこと

普通の災害の場合には、避難所や応急仮設住宅は、その地にその自治体が作りますが、今回は広域避難となり、被災地以外にもつくれますし、国からカネが出ます。
(形の上では被災地の自治体への請求)


しかし、このことが十分には知られておらず、着のみ着のままの避難者が多いのに、避難所で食事の提供がないということが最初は置きましたし、仮設の建設の話が進んでいない自治体もまだ多くあります。


なので、この話を広げていただきたいですし、特に広域避難してきた方は知らない人が圧倒的で、今の仮設は間もなく閉鎖だと不安に駆られていますので、お知らせいただければ幸いです。


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   全労連 事務局次長 井上 久
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