◇能登半島地震から、もう直ぐ1年◇

3月25日の能登半島地震から、もう直ぐ1年になります。
今まで生きてきた中で、一番忙しい、一番早く過ぎた1年になると思います。
地震直後の穴水駅前の風景。
今でも頭の中にハッキリと残っています。
呆然と自分の家の前に立つ人達。
その日から、かたがった家の解体が始まりました。
今も、その当時の穴水駅前の写真を見ると、地震の凄まじさが甦ります。
私は店の中にいて仕事をしていて、ドーンと大きな音がしたと思ったら下から
突き上げてきました。
そこから倒れこんだのですけど、どのようにして倒れたのか覚えがありません。
記憶があるのは、大きな揺れが来てからです。
経験した事のある地震は、揺れが来たら段々と揺れが小さくなっておさまります。
能登半島地震の時は大きな揺れが来て、段々と揺れが大きくなっていきました。
その内に上から物が落ちてくるし、横からも物が飛んできました。
地震がおさまって、物を払いのけて厨房の方を見ると家内と娘が上から落ちてきた物の
下敷きになっています。
家内は泣き叫んで、娘が大丈夫大丈夫と励ましていました。
厨房からは出れないので、カウンターの上から飛び出し、外のガスの元栓を締めに行き
外の風景に驚きました。
慌てて店の中に戻り、家族の安全を確かめてから店内を見れば壊滅状態になっています。
この状態で大怪我をしなかった事が救いでした。
今、穴水駅前は空地だらけになっています。
少しずつですけど、家が建ってきています。
確実に復興に向けて歩み始めているのです。
話は変わりますけど先日、東京で能登の花ヨメの試写会を見てきました。
その中で【能登はやさしや土までも】のセリフと【能登人】の書が出ます。
【能登人】はやさしく強い人間です。
今年の能登は復興元年です。
前にもまして、素晴らしい能登になると信じています。
頑張らんかいね。