能登は寒ブリの季節

能登では、12月に初旬頃から、猛烈な風が吹き荒れ雷が鳴り響きます。
能登ではブリ起しと呼んでいます。
鰤は7月頃から北海道を目指し北上を始めます。
10月頃より産卵の為に南下を始めます。
そのブリが能登町の定置網に入ります。
能登の海は、能登半島の山々から沢山のプランクトンが流れています。
豊富なプランクトンは小魚の餌になり、ブリはその小魚を食べて丸々と太ります。
暖流から寒流の流れに乗り、脂がのって身が引き締まったブリの誕生です。
今年も去年の様な大豊漁になれば良いんですけどね。
宇出津の市場には日に50本程のブリが水揚されています。
今年は大きいブリが目立ちます。
値段は10キロ越えでキロ4500円位しています。
この値段では、中々手が出ません。
これから寒くなり雷が鳴り始めたらブリがきます。
値段も、まだまだ安くなると予想しています。
宇出津の市場にあがるブリは、10キロ越えになると水色のタグが付きます。
このタグが付きますと豊漁でも値段が下がりません。(去年は下がりました)
ですから9.5キロ、9.8キロの10キロすれすれの寒ブリを探します。
これで十分、上質の脂ののったブリです。
ブリで捨てる所のない魚です。
身の方は刺身、ブリシャブ。
尻尾の方の身は焼き物、ナマス。
皮は、鱗を丁寧に取り除いてから、細く切り葱を入れて酢味噌和え。
骨はブリ大根
ブリカマは塩焼き。
頭は、そのままボイルしてぽん酢をかけて食べる。
または、塩焼き。
内臓は苦い部分を取って、胃袋を開いて掃除をしてからボイルして
食べやすい大きさに切り葱、唐辛子をかけ酢味噌で頂く。
エラは掃除をして塩で漬け込み半年程したら、取り出して塩抜きをします。
そのエラを出刃庖丁で細かくなる様に叩きます。
そこに味噌や薬味を加えて出来上がりです。